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「LIMO(リーモ)」ってどんなメディア!?代表取締役にインタビュー

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取材日:2022年10月
この記事はライターマガジンVol.7掲載の記事を転載したものです。

 つみたてNISAやiDeCo、FIREブームや老後資金2000万円問題。言葉だけは知っている、そんな知識のない層が興味を持つきっかけとなり得る記事を発信しているマネー&ライフメディア。30〜40代の資産形成に関心のある層に向け、入門レベルの記事からお金に関するニュース解説記事などを発信している。

メディア:LIMO(リーモ)
キャッチコピー:くらしとお金の経済メディア
メディア設立:2015年7月
月間PV:約1300万PV以上/月(2022年1月時点)
記事投稿サイクル:約450記事/月(2022年1月時点)
ターゲット層:30代〜40代の働く世代、将来資金の準備や子育て費用などに関心のある資産形成層
社内での位置付け:広告収益
編集部メンバー構成:社内編集者6名、契約社員・業務委託他編集者2名、外部ライター数十名(平均稼働人数)
運営会社:株式会社ナビゲータープラットフォーム

マネー記事を主軸に生活にまつわる記事も発信

 子どもの教育資金や自分の老後資金など、お金に対し漠然とした不安を抱えている人は少なくないだろう。つみたてNISAやiDeCoの存在を知りつつも、いまいちよく分からず手を付けられずにいる。そんなお金や資産形成についての知識がない人に向けて情報を発信しているのが「LIMO(リーモ)」だ。

 キャッチコピーは「くらしとお金の経済メディア」。メディア名は「LIFE&MONEY」に由来しており、マネー・ビジネスといったザ・お金ジャンルの記事の他、ファストファッションブランドやスーパーマーケットの最新情報、子育てイラストエッセイなど、ライフジャンルの記事も掲載されている。

 メディアの肝である資産形成は、特集記事として日々更新。投資信託の見極め方や投資の始め方、年金などに関する知識やノウハウだけではなく、「〇代の平均貯金額は?」や「おひとりさまの貯蓄と不安への対策は?」など、気になりつつも周囲に聞けないお金ネタも豊富だ。

 さまざまな切り口の記事が用意されているため、資産形成に関心の薄い人が興味を持つきっかけにもつながるメディアだ。

「LIMO(リーモ)」代表取締役にインタビュー「データを分析・調理し、お金の情報をわかりやすく発信。」

代表取締役 泉田 良輔氏のプロフィール
経営者/証券アナリスト/元機関投資家。個人投資家向けの情報の少なさに課題を感じ、起業後に金融経済メディア「Longine(ロンジン)」を開始。データを分析し、読み手が受け取りやすいよう料理して提供することを大切にしている。

男性中心メディアから女性にも届く形に刷新

 「LIMO」の設立は2015年。当初は「投信1」と名乗り、投資信託について取り上げるメディアでした。今から資産形成を始めるなら、つみたてNISAやiDeCoなど、投資信託が向いていると考え、情報を伝えたいと思ったのです。読者層は投資に興味のある人で、8割が男性でした。女性にももっと読んでほしい。しかし、当時の名前だと女性には読んでもらえないと思い、メディアのリブランディングを検討。2018年にLIMOとして再スタートを切りました。貯金箱でおなじみのブタのイラストをロゴに入れ、親しみやすさを添えています。

 編集者や書き手も、男性ばかりだったバランスを調整し、今では女性の方が多くなりました。文体も「で・ある」と硬い調子だったものを「ですます調」に変更し、親しみを持って読んでもらえるようにしました。専門的な記事に抵抗感のある人にも入ってきてもらえるよう、小売系ジャンルなど、日常生活に即した記事も手掛けています。

現場経験者の視点を盛り込んだ読者に新たな気づきを呼ぶ記事

巷でよく言われることを鵜呑みにした記事ではなく、現場経験者だからこその視点を織り込んだ注意点の解説記事。賛否両論を呼びつつも、読者に新たな視点を与えている。

専門知識を噛み砕ける普通の人の目線を求む

 当メディアの編集者は各自が専門分野を持っています。まず編集者が一度記事を出して反応を確認。読まれそうであればライターに依頼するスタイルを採っています。

 ライターに求めるのは実務経験と普通の人の目線。資格だけではなく記事に紐づけられる実務経験が欲しいです。これは何も金融機関の勤務経験だけではなく、転職でも子どもの受験でも冠婚葬祭でも何でもいい。お金と接点のないテーマはないと考えているため、自身の経験を生かしてお金と掛け合わせられる題材をぜひ考えてみてください。また、専門知識をそのまま記事にしても誰も読んではくれません。書き手には、読者が「あるある」と共感できる切り口を見つけ出す一般人目線も求められます。

興味のない人にお金の知識を伝えたい

 日本では、お金に関する教育がほぼ行われていません。自分の人生に関わる大切なことなのに、日頃は忙しくて資産形成について考える暇もない。そうこうしているうちに50代になっている……そんな方が多いのが現実でしょう。20年ほどの猶予があれば、資産形成はできる。そのことを幅広い層に伝えたくて、私たちは「LIMO」を運営しています。

 現在、晩婚化や高齢出産で子どもの進学と定年の時期が近い方、結婚をしない選択をされる方など、ライフスタイルの多様性が広がっています。自分の人生に合った資産形成をする必要があるといえるでしょう。お金に関心があまりない人であっても、生きていく以上、資産形成は必要です。興味を持っていただけるよう、今後もさまざまな切り口を考えながら、皆さんのくらしの中で役立つ正しい情報を届けていきたいと考えています。私たちと想いを同じくしてくださるライターさんは、ぜひ「これなら詳しい」と言える自身の専門分野をお教えください。

ライターが消費者だからこそ書ける堅くなりすぎない記事

 カレーチェーン店ココイチのトッピング値上げを切り口にした、ココイチファンのライターによる記事。消費者目線と企業の業績を絡め、堅くなりすぎないようにまとめた人気記事。

ライター募集中

LIMO(リーモ)では、現在ライターを募集しております。
下記URLからお問い合わせください。
https://open.talentio.com/r/1/c/navipla/pages/13964?token=8zw0YnIGBj0S3rBQoSRTek8hWR3ni1LB
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卯岡若菜

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