第4回フリーライターのリアルアンケート結果発表2023【ワークスタイル編】
おかげさまでアンケートも第4回目を迎えることができました。みなさま、今年もご協力ありがとうございます。今回はWEBでのアンケート結果発表となります。フリーライターに”すぐに役に立つ情報を”と今年も働き方、お金、営業スタイル、お仕事ツールに関する調査を実施。今年から始まったインボイス制度についても調査しました。
アンケート回答者はこんな人たち
ワークスタイル編
副業が多いと思いきや40時間以上働いている人が42.5%
時間の融通がつきやすいのがフリーライターの強みですが、実際の労働時間は、会社員並みもしくはそれ以上が多いようです。専業ライターに限ると、週に30時間以上が約7割、50時間以上働いている人も18%いました。
どこでも作業はできるけれど、やっぱり作業しやすいのは自宅
ライター業はパソコン1つあればどこでも作業できます。作業しやすいようにWiFiやコンセントが完備されている場所が増えてきています。しかし、9割近くの人が自宅を主な稼働場所としている結果に。準備や移動時間などのタイムパフォーマンスを考えると自宅が圧倒的に作業しやすいのでしょう。カフェなどの飲食店やコワーキングスペースを作業場所としている人は1割未満でした。
<お気に入りの仕事場所はどこ?>
●図書館
●カフェの一人掛けテーブル席
●ファミリーレストラン
●押し入れを改造して作った自宅の机スペース
●冬はこたつデスク一択
●おばの家(大学時代に下宿していて実家感がある)
●自宅の書斎、もしくは近所の喫茶店
●畳の上に、折りたたみテーブルを置いて座る
●温泉地
●コメダ珈琲
●ベローチェ
●スターバックス
●ドトール
●モニターが設置された場所 など
昨年と同じ3割程度、ライターとは間違いなく好相性
ワーケーションをしたことがある人は3割。昨年のアンケートも3割と横ばいの結果に。世界的にはワーケーションの取り組みは盛んですし、日本版デジタルノマドビザの進捗も気になるところ。フリーライターにとっては働く時間や場所を自由に選べ相性は抜群です。コロナ禍以降ワーケーションイベントも増えているので勇気を出して参加してみるのも良さそうです。
4社以上が5割強。クライアントの数が多いほど安定する!?
取引先の仕事がなくなる、規模が縮小するなどさまざまな要因で1社に受注が偏ることはリスクに繋がります。リスクを分散するためにもクライアントの数が多い方が精神的にも安心です。スケジュール管理が必須にはなりますが、継続案件を増やせば、収入も安定し働きやすくなるはず。
59.6%がライター業以外にも収入がある
今回のアンケート回答者では、ライター業(執筆のみ)で収入を得ている人は40.4%という結果に。執筆以外の業務では、編集が約5割、ディレクション・撮影・企画が約3割、校閲・進行管理が約2割です。執筆以外にもできる業務を増やすことが収入増加の秘訣かもしれません。
企業のオウンドメディア記事が4年連続1位。2位以下の推移は?
4年連続1位の企業のオウンドメディア。アンケートに回答している6割の人が請け負っている激アツ案件です。さまざまな企業がメディア運営を行っているため、多岐にわたるジャンルにニーズがあります。インタビュー記事もニーズは増えていそうですね。トレンドも激しく変わっているので乗り遅れないようにアンテナを張りつつ、専門性を高めていくことが必要かもしれません。
約8割が執筆以外の業務を請け負っている。多くは編集・企画・撮影・ディレクション
8割以上が執筆以外の業務を請け負っている結果に。多いのは編集・企画・撮影・ディレクション。執筆以外の実績も増え好循環が生まれ、ライターという枠を超え収入UPに繋がります。
他のアンケート内容もチェックしてみてください♪
・お金編(https://writermagazine.net/2023/12/1357/)
・営業編(https://writermagazine.net/2023/12/1359/)
・仕事ツール編(https://writermagazine.net/2023/12/1361/)
・天国と地獄(https://writermagazine.net/2023/12/1365/)
・生き方編(https://writermagazine.net/2023/12/1367/)